靴を脱いで洗面所に入り、鏡を見る。 数時間に及んで完成させて眉、目に掛かる伏せまつ毛、団子っ鼻に薄くて色気の無い唇と順々に見ていく。 嫌いじゃないけど、決して美人ではない。 {好かれてる?まさか…、じゃあキスは何故…?} 洗面台から崩れ、縮こまって膝を抱える。 {分からない、分からない、分からない…何故、どうして、答えはどこ?} お尻から床の冷たさがはい上がってくる。 ~♪~♪ バックの中から携帯が鳴る。 四つんばいになって、廊下に投げたバックを引きずり寄せ、携帯を取り出す。