とても重々しい空気で、

はっきり言って一緒に居たくなかった。

そんな時、兄が

『きらり、一緒に二階で遊ぼ〜ぜ
これ、買ったんだ』

そう言って二階に自然に連れて行ってくれた。

その時初めて悲しい。辛い。不安。
が押し寄せてきた

このままでいいのか?とも

『拓也は…いかないの?一緒にいこうよ!』

いつも大半のお願いは呑み込んでくれたから今回も大丈夫!一緒にいられる!

と思ってた。
でも、兄はここで暮らす。

って言った。