「幸-サチ-君…っ!」

病室の扉が開いて出てきたひとり の少女。

「……“サチ”…?」

幸と言う名前に覚えはなかった

でも、、、

彼女は…知ってる。

名前は分からない。

でも彼女は…

「僕の大切な人、来てくれてあり がとう…」

これだけは…分かる。