キミが手を伸ばすから




ホッ



3人がいなくなると心が、体が解放されたように感じた。




「さてとっ」



ビクッ



私の方に目を向け、また近づいてくる。




な、なに…?



先ほどのように私の前でしゃがみ、




「キミなんて名前?」




「…笠井 華奈子です…。」




そう伝えると何故か笑われる。




何かと思えば…




「…っはは、ごめん!そんな警戒しないで。俺、3年の霜月 航」