姫様参上!


「そこのお二人さん。
なにやってんの?」



私は、誰かわからないその2人に話しかけた。



「べ、別に何もないけど?
ね、ねぇ?華?」



「えっ⁈……あ、う、うん。
なにもないよ!」



明らかに動揺してるのがわかる。


なんなんだ?一体。



めちゃくちゃ気になるんだけど。



「あのさ。向こう行きたいから開けてよ。」



「え、あ、はい……」


私が言うと、2人はさっとのいてくれた。


よし、屋上へGO!



「フッフフッーン♪」


ーーガチャ



………マジかよ、おい。


誰か泣いてるじゃーん。

私慰め方知らないじゃーん。

なにもできないじゃーん。



ま、話しかけはするけれど。


「どした?君。
なんか辛いことでもあった?」



「………別に。」


なんだよ。
冷てぇやつ。