「まぁいい。帰れよ。」



「言われなくても帰るよ。」



もう蹴れたし。

超スッキリ!



「んじゃ、みなさんさいなら〜。」


ーーガラッ



私はわざと力を入れてドアを閉めた。


気持ちいいな〜。


あ、そういえば屋上行ってない!



「あそこは行かないとダメでしょ!」



屋上は学校のメイン的存在だ。


私にとっては。



「どっから行くんだろー?
まぁいいや。
適当にそこの階段上がるか。」



私が階段を上って行くと、屋上に出るための扉があった。


しかもその前に、誰かいる……。