「あのさ……こういうのはどう?」
「なによ。」
「俺とキ「黙れ。」
「えー。つまんねぇの。」
誰がお前みたいなのとキスするんだよ!
ありえないから。
「なぁ、純とはもうヤッ「あんたに言うことなどない。」
純の事聞いていいのは………ちーちゃんだけだから。
あ、純にはもう私の“初めて”をあげてるから。
「変わんねぇな……」
「当たり前じゃない。
いつ純が戻ってくるかわかんないんだからね。」
「……………そうだな。」
なぜか、返事をした時の健太の声が悲しそうだった。
どうしたの?
なんでそんなに悲しそうなの?
「あのな……ま「聞きたくない!」
もうわかってる。本当は。
この世に純が存在しない事ぐらい。
一番最後に会ったのは、1年前。

