式が終わった後、イケメン?さんのいる教室を聞き出し、ついにたどり着くことができた。
そして私は静かにドアを開けた。
「イケメン?さんはっけーん!」
私が大きな声で言うと、周りがザワザワし始めた。
「私を蹴った罰として、あなたも蹴られてください。」
私は、周りにいるパンダ達を手でかき分けイケメン?さんの机の前に立った。
「誰お前。」
誰じゃねぇよ。
朝お前が蹴り飛ばした女の子だよカスが。
ま、そんな怖いことは言わないよっ♪
「君が門のところで背中を蹴った女の子です。」
「…………ああ。」
え、反応おそっ。
なんなのこいつ。
「で、なんの用?」
………こいつ、人の話を聞くという知識が全くないようだな。
顔だけよくて中身は何もないただの
馬鹿だ。

