私とちーちゃんが購買に来た時には、もうパンの姿はなかった……
「私の……パンが!」
「な、なんで……!
さっきまではイチゴのパイとチョココロネと焼きそばパンがあったのに!」
結構少ないな(笑)
でも……イチゴのパイがなくなったのは悔しい!
「まぁ今日は諦めようよ。」
「そうだね、ちーちゃん。
あ、今日さ、私の家来ない?」
「いいの⁈」
そんなに興奮しなくても……
「いいに決まってるでしょ。
あんたいつから私といるの?」
「9年と1ヶ月。」
「ね?あんたは私の全てを知ってる。
あのことも………」
「まなちゃ「だから!私の家なんていつでも来ていいの!」
ちーちゃんが何か言おうとしたけれど、聞きたくなくて無視した。

