姫様参上!



「たっだいまーー!」


私はバカでかい声で言った。



でも部屋はしんとしてて、人のいる気配が無かった。



自室に向かう途中、バスルームの隣で誰かの声が聞こえた。



「ちーちゃん?」



私は、バスルームの方に行った。



ガラガラ………



「ちーちゃん?いるの?」



聞いたけど、返事がない。


やっぱり聞き間違い?




そう思ったけど………



「お帰り。愛海。」


そこにいたのは社長だった。