「ま、いいや。」
工藤君がなんか言ってたけど無視して教室を出た。
ちーちゃんはいつも私より10分早く学校に着く。
おかしい………
一回も教室に入ってないなんて。
「まさか………んなわけねぇよな。」
なぜか男口調になってしまった。
やばいかもしれない………
ちーちゃんはやばそうな事があった時、私には何も言わず1人で1日を過ごすんだ。
そして次の日、妙にテンションが高くなってる。
もう予測済み。
「何年親友やってると思ってんだよ…」
私はちーちゃんが行きそうな場所を徹底的に探した。
「いない……っ⁈」
なぜだっ!
なぜなんだーー!

