次の日、教室に入るとちーちゃんがいなかった。
あ、そういえば言ってなかったね。
ちーちゃんは今はおばあちゃんの家に引き取られていて、学校から家が近い。
んで、私は余裕でこのクラスに入れたのだが、ちーちゃんはギリ………(笑)
みんなからの評価は20位だった。
けど、運動神経は私よりもある。
ちーちゃんは100mを13秒で走るんだよ〜。
すごいだろっ!
ま、色々話してると長くなるのでやめます。
「ねぇ、ちーちゃん知らない?」
私は隣の席の工藤君に聞いた。
「えっ!
あ、いやぁ〜…見てないよ?
今日は一回も教室入ってきてないし////」
「そっか〜。
ありがとね。」
「い、いや別にっ⁈
普通だよ?こ、これくらいっ////」
うわ〜。顔真っ赤。
工藤君って、こんなキャラじゃないような気が………
【爽やか系男子】
この言葉がピッタリ似合うはず……
なぜ?
なぜ顔が赤いのじゃ?
カミカミなのじゃ?!

