廊下を走ると土方の怒鳴り声が聞こえたような気もするけど聞こえなかった事にしよう。



 
すると縁側に座る近藤さんを見つけた。



「近藤さ〜ん!」




「おぉ。桜君か。どうした?」



「あのですね、明日から隊士達も連れて行きません?」





「隊士を?何故?」




「ほら、私達3人しかいないじゃないですか?流石に少ないんで人数を増やすことと襲撃された時の為です!」




「隊士達を盾にすると言うのか!?」




「………違いますよ。何を言ってるんですか。もし大人数で襲撃された場合、私達だけじゃ対応し切れないかもしれない。その為です。」





「そうか。ならば明日から隊士も付けよう。明日は一番組み、その次は二番組と言う感じで良いかね?」



「はい。ありがとうございます!」