桜「確かに地道かもしれないけど....私達の努力次第ではそんなに時間がかからないかもしれない。」




坂本「しかし、毎日行くっちゅうのはちょいと無理があるきに。」





桜「そうね....なら二つに分けるのはどうかしら?」






坂本「二つ....?」





桜「そう。例えば私率いる佐幕派の皆で明日屋敷へ行き明後日は坂本さん率いる倒幕派が行く。」







坂本「うむ。それなら無理がなくて良いと思うが....」




桜「....が、それぞれには仕事があるから二日にいっぺんでも行けない日があるのかも?」    






坂本「あ、あぁ。」






桜「それはしょうがないもの。その人抜きでその日は屋敷へ行く。」






土方「俺等はもう言うことはねえ。だろ?近藤さん。」





近藤「あぁ。」





坂本「わし等もないきに。」





中岡「おうよ。」




桜「では明日から屋敷への訪問は開始します。明日は私率いる佐幕派、明後日は坂本さん率いる倒幕派....でいいですね?」




全員「あぁ。」





桜「では今宵は解散とします。坂本さんはその日、その日に私に報告をお願いします。」




坂本「任せるが!」





こうして会議は終わったが........




土方「桜ぁー!帰んぞー!」





桜「はーい!」





幕府は政権を返してくれるだろうか....。