山南の説明が終わると、幹部らしき人達が一斉に私をキッと睨んだ。



「近藤さん、こいつは信用できねぇ。やめておこうぜ?」




「そうですよ。こんな人、いつ何をするかわかりませんよ?」



「近藤さん」




「....................」




「俺、話がよく分かんねえわ」



「お前らうるせえぞ。これは近藤さんが決めた話だ」




「いいさ歳、みんなの意見が必要だったにも関わらず、勝手に決めてしまったんだ。」




「あのぅ〜」




キッ




に、睨まないで!!!

     


「何だ、言いたいことがあるならさっさと言え」




「皆さんが私を信用できるようになるまでここに置いて頂けないでしょうか?」



「おぉ!それは良い考えだ!歳、良いだろ?」



「俺が決める事じゃねえ。近藤さんが決めな。」




「みんなはどうだ?」




「まぁ、そいつを試す価値はあるな!」




「ぱっつぁん、かなり上から言うけどこいつの方が身分高いんだぞ?」



「知ってらぁ!」