前回と同じく目の前には3人。
しかし前回とちがうものも1つ。
襖にべったりとくっつき、聞き耳を立てている者が六名程いらっしゃった。
気配は消していたが私にはバレバレだ。
私は立ち上がり襖を勢いよく開けた。
スパンッ。
(((((( ビクッ!!!!!!!! ))))))
「話が聞きたいならコソコソと盗み聞きしてないで入りなさい。」
私がそう言うと6人は驚いていたが、やはり話を聞きたいのか無言で中へ入った。
彼らは幹部かな?
「では、本題に入りますね?」
「あぁ」
「私はあれから貴方達の言われた通り坂本龍馬を始め、西郷隆盛、松平容保と沢山の仲間を作った。私達は新選組の力も必要です。お願いします。」
「約束は約束だ。仲間になろう。だが、もしも途中で裏切るような行為があったらその時は........分かっておるな?」
「はい!」
「よし、これで我々も....「ちょっと待った!」
「どうした新八?」
新八と呼ばれた筋肉質な男は近藤さんの話を遮った。