「............春は十分過ぎるくらい私の力になってるじゃない…」
なんでそんな風に思うのよ。
「桜、お前最近頑張り過ぎなんじゃないか?」
「だって、私が頑張らないと....もっともっと頑張らないと....。」
私が言うと小五郎は困ったように笑い、ポンッと私の肩に手を置いた。
「桜、頑張らなくていいんだよ。お前一人で頑張らなくていいんだ。お前は長州を出ている間に沢山の仲間ができた。少しは周りを頼ってもいいんじゃないか?春は誰よりもお前の事を心配している。」
「私....周りに....頼ってもいいの?迷惑じゃない?」
「あぁ。」
スパンッ!
ビクッ!!!!!!!!
「桜!迷惑じゃないんだよ!少しは頼ってよ!」


