逃げるっ! 私は椅子をひっくり返し全力疾走を試みた。 そして坂本さんは最初は呆気にとられていたが、見逃すはずもなく私同様に全力疾走で追いかけてきた。 「お"ら待つきに松村ぁ!」 「待てと言われて待つ人などいませんん!」 鬼の形相で追いかけてくる彼に勝てる訳もな く、すぐに捕まってしまった私は襟首を捕まれズルズルと晋作の元まで引きずられたのだ。 その後私は晋作の前でみっちりと坂本さんに お説教をされ、2日後に小松帯刀へ訪れる約束をした。