《........っ............》



「桜か!?どうした?泣いてんのか!?」




《....しん....さく....っ............今まで....ありがと........晋作との...思い出は........私の....何よりも....っ........大切な思い出だ....っ....よ......》



「........桜お前今どこにいる....?」





《ひこ....きの............中だよ............。でもね........もうすぐ............墜落するの....。》





「はぁ!?お前それを知っていて乗ったのか!?」






《う....ん....。》






「今すぐ戻って来い!まだ間に合うはずだ!」





《ごめ.....っ..ね........。》





「ふざけんじゃねえ!残される奴の気持も少しくれえ考えろ!!」



 

《ごめ....ん....。晋作....................................................愛してる........。》




「....っ......!....おれ........も........お前の........事を........愛してる...…。」    






《....ほんと...に........ごめ....っ....。私は........先に逝くけど........いつまでも....晋作の事を想ってる........》




「桜....っ!....頼む....っ....!行かないでくれ!........やっと....伝えられた....のに........なぁ........頼むよ............桜.........っ.....!」



《........っ......!........うぅ........しんさ....っく........しんさく....っ........し....っ......ん..さく....》



「さくら....っ........さくら........っ....!....俺を........一人に........しない....で........くれ........。」



《うわぁぁぁぁあ!............さよ........ならぁ....晋作............愛してる........。》




「....お.....っ...れも............愛し....てる.....。」