「あんの....やろ....っ........幸せに........なれ....じゃ........ねえだろ..........っ!」 俺が次に見た桜は........赤かった。 俺はこれ程までに赤が怖く見えた事はなかった。 血に染まった桜の姿は........俺達の涙を溢れさせた........。 バカ桜。 お前がいなくて俺と春が幸せになれるとでも思ってんのか…! 「くそったれがぁぁぁぁあ!!!!!」