ぶおぉぉぉぉぉおん




船が到着するとカツカツとブーツの足音が聞こえ、目を向けると洋装姿に身を包んだ総司と山南さんがいた。




山南「皆さん、お久しぶりです。」





沖田「沖田総司、只今戻りました!」




そう言って船から降りた山南さんと総司は最後に見た時よりも元気そうだった。





近藤「総司ぃぃぃぃぃい!山南君もよく帰ってきてくれた!私は....とっても寂しかったぞおぉぉぉぉお!」


 

永倉「相変わらず総司は元気そうだな!ハッハッハ!」





大好きな仲間に囲まれている総司や山南さんはとても幸せそうに笑っていた。






私、総司や山南さんの役に立てて良かった。




沖田「桜ちゃん!本当にありがとう!」





八重「元気になってくれて良かった!それから私はもう桜じゃなくて新島八重です。これからも宜しくお願いします。」






沖田「お八重ちゃんか........いい名前だね!」   





八重「ふふふ。ありがとう!」




国も人も段々と代わり始めている中、笑いながら涙を流し抱き合う近藤等を見て、いつまでも変わる事のない絆が見えた気がした八重だった。