逆境の桜







あれから3日後廃刀令を聞いた新選組はいつもと違い暗く静かだった。




それは隊士達だけでなく局長副長、幹部もだった。




「はぁ........私のせいで新選組の士気が下がっちゃった........」







隊士「おい、どういう事だ?」





「は?」




私が振り返ると怒りを露にしている隊士がいた。





「....廃刀令を提案したのは私だよ。」




隊士「なっ!お前........許さんっ!!」
  




私が言うと隊士は顔を真っ赤にし、鼻息を荒くさせながら怒った。