初試合が終わり、何回か試合をし、

季節は冬になった。

この頃、由香が練習に来なくなった。

莉央も悪化して、来れることが無くなった。

練習が終わり、帰り道、華奈が口を開いた。

「…明日、学校休もっかな…」

「「…え?」」

「なんかね…疲れちゃった…

嫌な事ばっかり…」

聞けば、学校で人間関係が上手くいっておらず、家でも上手くいってないんだという

「華奈が辛いなら休んでもいいんじゃない?」

と、宏菜がいった。

「…うん」

「気持ちに余裕が出来るまでさ。
ゆっくり休んだら?」

「うん…」