そう思ったら、私の腕は自然に穂乃花を包み込んでいた。


「わわっ、あかねがぎゅってしてくれてるー。レアだ!嬉しいー。」


穂乃花はちょっと驚きながらも私を抱きしめ返してくれた。


確かに、いつも穂乃花から抱きついてくるから私からするのは珍しいかもしれない。



「じゃあ、私も!」


言いながら、天乃も抱きついてくる。


端から見れば、女子3人でいちゃつき合ってるように見えるだろう。



でも、これは穂乃花への励ましみたいなものも混ざっていた。

下手な言葉よりも、私たちの気持ちがちゃんと伝わるような気がしたから。




「あ、そうだ。聞いてよ!天乃が私のこと鈍感だとか言ってくるんだよ、酷くないー?」


「だって、事実だし。」