「はは~ん。有澤のやつ、そういうことね。」 と、さっきまで怪訝な目で有澤くんを見ていた天乃が状況を理解したかのように1人頷いている。 私、さっぱり分からないんだけど! 「ねえ、どういうこと?」 「それは自分で考えなきゃねー、でもあかね鈍感だからなあ。答えにたどり着けるかしら。」 と、本気で心配するような顔をするものだから地味にムカつく。 私がむくれていると、 「ほら、穂乃花が待ってるかもよ?早く行きましょ。」 と、言うものだから仕方なく私も一旦気を落ち着けて教室に向かった。