それからの私は、男子が怖くなってしまい、避けるように過ごしてたっけな。
その人とも、別れたし。
「………はぁ。」
やっぱり何度思い出しても、古傷が痛む。
木野、中学のときに貴方に出会ってればな。
そしたら、こんな風にはならなかったのかもしれない。
そう幾度となく思った。
けど、私は逃げてるだけなのかもしれない。
穂乃花の話を聞いて、そう感じた。
穂乃花だって怖かったよね。
でも、勇気を出したんだよね。
今の関係じゃ嫌だと思ったら、……伝えなきゃいけないよね。
過去に縛られていちゃ、駄目だ。
私がそう思えるのは木野に出逢えたから。
だから、がんばろう。

