まさか俺が卓斗の彼女の副担になるなんて夢にも思わなかった。



君は卓斗が東京へ行ってからも、



俺の両親の見舞いに来てくれたり、



母が退院した後は手作りのお菓子を持ってよく遊びに来てくれたね。



君の明るい笑顔の裏には、卓斗を思って泣いているのが分かって俺は辛かったよ。



卓斗は君に本当の事を告げずに東京へ行った。



卓斗は俺たちの生活を守る為に一人で東京へ行ったんだよ。



でも卓斗は君には真実を隠して置きたかったんだ。



カッコをつけたかったらしい。



でも今卓斗は自分の力で自分の道をカッコよく歩いている。