俺は夢花に電話をした。



『夢花準備は出来た? 明日は朝早いから、早く寝ろよ。 朝迎えに行くから待ってろよ。』



夢花が返事をしない。



夢花泣いているのか?



俺はどうしょうもなくて、『今からすぐ行くから待ってろ。』



俺は電話を切り自転車に乗り夢花の家に向かった。



抱き締めてやりたい。



不安な夢花のそばにいてやりたい。



玄関に鍵がかかってなかったから、俺は玄関のドアを開けた。



そこには目を真っ赤にした夢花が立っていた。