「夢花はどうしたいの?」



このまま秀輝に甘えるのが辛い。



秀輝といたらずっと幸せかも知れないけど、



まだこの先の可能性を確かめたい。



もっと一杯勉強したいから、


私勝手たけど雅彦さんのとこに帰りたい。



そして女優の仕事頑張ってみたい。



雅彦さんは分かったと言ってくれた。



そしてその日の夜秀輝が帰るのを待って話しをした。


秀輝は私がここを出ていくのを嫌がった。



でも雅彦さんが話してれるた。



「夢花はまだ18才だから、やりたい事があるんだよ。

野中君もそんなに結婚を焦る事はないだろう。


離れて暮らしても今まで通りだし、



愛し合ってる二人ならどんな状態になっても大丈夫だよ。



お互いを信じる気持ちが大切なんだから。」



あれだけ私と離れる事を嫌がっていた秀輝が、



雅彦さんの話しを承諾してくれた。