秀輝が、『夢花一人で泣いてないでこっちにおいで。』



秀輝の隣に座る。



秀輝の胸に顔を埋めて泣いた。



本当にごめん。



秀輝を利用してる。



たけど少しだけ甘えてさせて。



『大丈夫だから、僕は嬉しいんだよ。


夢花がこうして僕の腕の中にいる。


だから夢花は気にしなくていい。』



私は顔を上げた。



私から秀輝にキスをした。


涙でクチャクチャの顔で鼻水も出て、



そんな私にキスされた秀輝。



『夢花のキスショパイや。』



今度は秀輝から一杯キスをくれた。



「ねぇ秀輝今日は帰りたくない。


雅彦さん今日から海外だし、


一人になりたくない。



泊まっていいかな?」



秀輝が驚いている。



『夢花泊まる意味分かってる?僕は健全な男だよ。』


多分分かってるつもり。