頼むから俺の話しを聞いてほしいと卓斗が言う。



私は泣きながら頷いた。



俺夢花に話してない事がある。



父親のリストラ、そして母の入院。



そこで今度は父親まで入院してる事を話した。



夢花は驚いていた。



俺は今俺が出来る事をしたい。



両親を助ける為だけに芸能界へ入る訳ではない。



俺に与えらたチャンスだと思ったから。



俺は東京へ行く。



夢花との約束を破ってごめん。