「卓斗これは夢かな?明日になれば又卓斗は私の前からいなくなるの?」



卓斗は優しく微笑んでいる。



「ずっと一緒にいたいって望んでは駄目だよね?」



「誰が駄目って決めたの?」


だって卓斗私は住む世界が違うんだよ。



どんなに強く一緒にいたいって望んでも、



絶対一緒にはいられない。


だからだから今いられるこの少しの時間を、



私は大切にしたい。



卓斗お願い私をずっと抱き締めていて。



離れたくない。