なんてバカなの!

私は何も考えてなくて岸本くんの座っている列の横の通路をとおっていた

それで持ってたスクールバックが

岸本くんの机に直撃してしまったのだ。


「あ?だれだよ?」


いかにも彼は不機嫌そう


「ごごごめんなさい!」

恐怖で頭がいっぱいになってしまい、

きづくと教室中に響く大声を出していた。