どのくらい泣いただろう
すごく時間が長く感じた

「そろそろ帰りますか?」

え…いや
あの人がいる家なんて
「絶対にいやっ!」
「えっでも…」

私は、要に全て話した
要は静かに頷いて聞いてくれた

この時から要と呼ぶようになった