それからも毎日買い物に行くことになったのだが、だんだん誰にでも、俺にでも、笑顔を向けてくれる少女のおかげで、買い物は少し楽しみになっていた。
いつも繰り返す領収書の会話は、少女が俺を覚えてくれたらしく、何も言わずに「領収書発行しますか?」、「ハンコだけでよろしかったですか?」と聞いてくるようになった。
俺は「はい」とだけ言えばいい。
すごく楽だ。
俺以外にもそうしてるのかと思えば、領収書くださいの声が聞こえ、少女は宛名を聞く。
少し俺は特別な気になって、優越感を覚えた。
いつも繰り返す領収書の会話は、少女が俺を覚えてくれたらしく、何も言わずに「領収書発行しますか?」、「ハンコだけでよろしかったですか?」と聞いてくるようになった。
俺は「はい」とだけ言えばいい。
すごく楽だ。
俺以外にもそうしてるのかと思えば、領収書くださいの声が聞こえ、少女は宛名を聞く。
少し俺は特別な気になって、優越感を覚えた。
