アキは、呆れたようにそういう。




「…こ、こくは…く」





わたしは、理解出来ずに何回もその言葉を口にする。





「…てか、その神楽って男…
バスケ部のレギュラーで、結構有名だよ」






「ふーん…そうなんだ。」





ということは、わたしはその有名な男に





告白、される…?







いや、そんな…夢みたいな話…





あるわけ…







___________キーンコーンカーンコーン






あ、授業中だったんだ。




「じゃっ、まあ頑張って」




「はーい」





わたしは気の抜けた返事をして、机に伏せる。