大きな子犬と飼い主わたし



「ね、なんて名前がいい?」


「…え?…俺、奏太って名前なん___」


そういう神楽の言葉を遮り、ニッと笑う。


「…」


「なんて呼ばれたい?犬として」


わたしが、ふざけたように言うと


神楽は、ふっと無表情になり、私の肩を押してきた。