「は?」


「夢や希望を失うのが怖いんじゃないのか?」



図星だった。

返す言葉も見つからない。


「……。」


「やっぱりな。
その恐怖心を俺がなくしてやる。
だから俺の事、信じてくれないか?」


「会ったばかりなのに信じるなんて無理です。
それに、もう踊ることに関わりたくないので。」


「あっ、おい!
ちょっとまて!」