「小田 直樹?」 一瞬、ドキッとした。 さっきの人だ。 「へぇ。どんな人?」 「あら、珍しいわね。 他人に興味持つなんて。」 「いゃ、別に。 私と友達になりたいだなんて 物好きだなーって思って。」 「今、モダンダンス部のコーチしてるの。 今年で26って言ってたかしら? まぁ、見た目チャラいけど優しくて頼りになるいい人よ。」 「秋花、モダンダンス部だっけ?」 「そーよ? なに?忘れてた?」 「いや、まぁね。 てか、いやよ。会わないから。」