莉子ととても仲が良い子が話しかけてきた。



「ちょっと話があるんだよね」



俺達は
葬式場の外へ出た。


「話って?」

「莉子の事なんだけど…」

「うん」

「莉子ね…いつも貴方の話ばかりしてたの。」

え?

「貴女の事が好きだったのよ。」

「俺のことを?」

「ええ。」