「もう少し待つ!
そしたら、郁、もう一回、デートしてくれるか?」
意味がよく分からないけど、もちろん、良いに決まってるよ!
「うん!でも、時々、諒と出かけたい!」
「俺も!今日、すっごく楽しかったから!!」



パンケーキ屋さんを出ると、もう夕方近くになっていた。
そこで、今日はもう、お開きだ。
寂しい気もするが、また会える!
そう思うと、またわくわくしてくる!



「じゃあな!」
「ばいばい!!」
わたしの最寄り駅で別れた後、心が諒に会いたいと、うずいた。
5分も前には一緒だったのに。
恋って強い力を持っている。



諒に期待してもいいですか?
恋の神様は教えてくれない。
だけど、自分の気持ちのコンパスが諒に向いてる限り、この恋、ぜったいあきらめない!!