「郁さん、かしら?」
そこにいたのは、モデル顔負けの超絶な美人だった。
キレイ系っていう感じ?
ステキ女子オーラで過ぎだよ!



「どちら様ですか?」
「ごめんなさい。名乗り忘れてたわ。深沢 花音です。」
ん?わたしとの関係性は?
ていうか誰ー??



「諒と、郁さんって仲良いんでしょー?で、わたし、諒と付き合ってるの。だから、もう少し、彼女に時間分けてくれない?」
はー?何この人!?
諒って、こんな人と付き合うような人じゃないよ!!



「おい…」
低い怒った声が聞こえてきた。
この声って、もしかして!?