「えっと、注文していい?オレンジジュースと、ミニサンドウィッチを一つ。巧は?」
「チーズケーキと、アイスコーヒーで。」
「オレンジジュースとミニサンドウィッチ、チーズケーキとアイスコーヒーでお間違いありませんね!?」
「はい!」
とりあえず、私の任務は完了。
「奈緒、巧くんたち、人気だから、ガードしといてね、よろしく!」
奈緒がいれば、他の女の子たちが寄ってくることもない。なにせ、奈緒は、美少女だ。
「えっ、あ、うん。」
これで、奈緒は巧くんともう少し話せるだろう。ま、おまけもつくが。


私はそんなことを考えながら、厨房に向かった。