「平瀬、俺、腹減った。早く帰ろう」
「あっ、う、うん」
先に足を進めた松原くんを追うようにして彼の隣に並んだ。
髪型おかしくないかな。顔、赤くないかな?声、おかしくないかな。心臓の音、聞こえたりしてないかな。
「あーもうすぐ引退か。俺さ、高校入ったらバスケやりたいんだよな。今はテニスだけど本当はバスケ部と悩んでたらここバスケ部ないしさ」
「あっ、わかる。なんかうちの中学変わってるよね。うちみたいな放送部があるのにバスケ部やサッカー部がないもんね」
「放送部はいるだろ。体育会のときや文化祭の進行。それに今日の下校放送だって平瀬、一番遅くまで残って頑張ってるしさ」
「あっ、う、うん」
先に足を進めた松原くんを追うようにして彼の隣に並んだ。
髪型おかしくないかな。顔、赤くないかな?声、おかしくないかな。心臓の音、聞こえたりしてないかな。
「あーもうすぐ引退か。俺さ、高校入ったらバスケやりたいんだよな。今はテニスだけど本当はバスケ部と悩んでたらここバスケ部ないしさ」
「あっ、わかる。なんかうちの中学変わってるよね。うちみたいな放送部があるのにバスケ部やサッカー部がないもんね」
「放送部はいるだろ。体育会のときや文化祭の進行。それに今日の下校放送だって平瀬、一番遅くまで残って頑張ってるしさ」

