「お疲れ。なんか今日の平瀬の声、すごい透っててここまで響いてた」
「えっ?そ、そうなのかな?いつもと違ってた?」
「うん。なんか違ってた。いいことでもあった?」
寛子にからかわれて恥ずかしがってただけ。とは言えない。でも、そんな風に言ってもらえるのやっぱり嬉しい。
それなのに、恥ずかしくてなかなか顔を上げられず俯いて両手で持つサブバックばかり見ている私。
「平瀬、同じ方向だろ?途中まで帰る?」
「えっ?!」
願ってもいないようなサプライズに思わずかおを上げる。
あたし、先に帰るねと寛子の声が聞こえて周りの男子たちも俺らも帰るなと帰って行った。
「えっ?そ、そうなのかな?いつもと違ってた?」
「うん。なんか違ってた。いいことでもあった?」
寛子にからかわれて恥ずかしがってただけ。とは言えない。でも、そんな風に言ってもらえるのやっぱり嬉しい。
それなのに、恥ずかしくてなかなか顔を上げられず俯いて両手で持つサブバックばかり見ている私。
「平瀬、同じ方向だろ?途中まで帰る?」
「えっ?!」
願ってもいないようなサプライズに思わずかおを上げる。
あたし、先に帰るねと寛子の声が聞こえて周りの男子たちも俺らも帰るなと帰って行った。

