「美味しい!!美味しいよ、松原くん」
「うん、今日のはいつもより美味しく感じる」
二人で夢中になりながらお好み焼きを頬張る。
嘘や冗談じゃなくて私はこの日食べたお好み焼きが今までで一番美味しいと思えた。
でも、私は自覚させられる。
私は松原くんに振られたことを。そして、もう松原くんとはこんな風に話せなくなることを。
「うん、今日のはいつもより美味しく感じる」
二人で夢中になりながらお好み焼きを頬張る。
嘘や冗談じゃなくて私はこの日食べたお好み焼きが今までで一番美味しいと思えた。
でも、私は自覚させられる。
私は松原くんに振られたことを。そして、もう松原くんとはこんな風に話せなくなることを。

