「お好み焼き?!」



「そう、ここよく土曜日とか部活帰りにヤスたちと来るんだけど安くて美味いんだ」



学校の帰り道の路地を入ったところにあるお好み焼き屋さんに松原くんは連れてきてくれた。


まさか、お好み焼き屋さんなんて思わなかった。



てっきり、アイスとかデザートだと思ってたから。



「あっ、もしかしてお好み焼き嫌い?」


「ううん、好き。大好き」