「はい、俺からもプレゼント」




すっと差し出された小箱。息を飲んだ。





どうして結婚する人がこんなものを私にくれるの?




「受け取ってくれる?」




「大和くん!!」





「今から、泉美のところに行くから。決着をつけるよ。だから遠慮しないでそれ、受け取ってよ」




「で、でも・・・」