【短編集】光ーmoonー

(何か読んだことないよう
な本ないかなー?)

種類もいっぱいあって
ジャンルで分かれてるから
探しやすいんだけどなかなか
コレ!ってものが見つけら
れない。そう思って歩いて
いると三階の奥の方にある
一冊の本
が陽にあたってキラキラ
輝いている。‘それ’には
何故かすごくひきつけられた。

早速、手に取り表紙を見る
と…

「何も書いてない?」

小説ぐらいの大きさで題名
も何もない。真っ白だ。

中を開くと一枚の小さな紙
が足下に落ちてきた。