苦い鉛筆のようなチョコレート
恋愛(ピュア)
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@メグ/著
- 作品番号
- 994251
- 最終更新
- 2014/01/30
- 総文字数
- 1,191
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 27
- いいね数
- 0
真顔で君は話を聞き続けた。
嬉しい気持ちの反面、一瞬にして涙が零れる。
スイッチがどこなのか、僕にも分からない。
苦しみの始まりは曖昧で、苦すぎるチョコレートをかじったような。
悪戯に吸った1本目の煙草のような、自分も悪かったんじゃないかと後ろめたくなる。
だけど本当は、どうして自分がって、そう思ってるから、泣くんだろう。
泣きじゃくりながら言葉を紡ぐ僕に、君は「ごめん」と言った。
「今の私には何もしてあげられない」と。
どうして君が謝るのか、分からなかった。
そうじゃない、そうじゃないんだ。
君がいてくれた、それだけで僕は何度も救われているのに。
それでも君に何度も寄りかかろうとする僕の弱さが君の心を締め付けてしまった。
正解だろうが間違っていようが、答えを作り出すのは僕自身以外にないことくらいは知っている。
黙ってたら世界が変わるなんて、そんな優しい世の中じゃないことくらい、それくらいは分かっているんだ。
だけど泣かずにはいられない。
僕は悪くないと叫びたい思いくらいは誰か受け止めてくれよ。
だけど君を傷つけてしまうのはやっぱり違った。
君の痛みを僕におくれよ。
半分、受け止めさせてくれよ。
僕は自分の叫びを受け止めてほしいのと同時に、君の痛みを半分分けてほしいんだ。
嬉しい気持ちの反面、一瞬にして涙が零れる。
スイッチがどこなのか、僕にも分からない。
苦しみの始まりは曖昧で、苦すぎるチョコレートをかじったような。
悪戯に吸った1本目の煙草のような、自分も悪かったんじゃないかと後ろめたくなる。
だけど本当は、どうして自分がって、そう思ってるから、泣くんだろう。
泣きじゃくりながら言葉を紡ぐ僕に、君は「ごめん」と言った。
「今の私には何もしてあげられない」と。
どうして君が謝るのか、分からなかった。
そうじゃない、そうじゃないんだ。
君がいてくれた、それだけで僕は何度も救われているのに。
それでも君に何度も寄りかかろうとする僕の弱さが君の心を締め付けてしまった。
正解だろうが間違っていようが、答えを作り出すのは僕自身以外にないことくらいは知っている。
黙ってたら世界が変わるなんて、そんな優しい世の中じゃないことくらい、それくらいは分かっているんだ。
だけど泣かずにはいられない。
僕は悪くないと叫びたい思いくらいは誰か受け止めてくれよ。
だけど君を傷つけてしまうのはやっぱり違った。
君の痛みを僕におくれよ。
半分、受け止めさせてくれよ。
僕は自分の叫びを受け止めてほしいのと同時に、君の痛みを半分分けてほしいんだ。
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